
今回の二文字目に来る「筆」という文字の説明に入る前に、ひとつ伝えておきたい事があります
一文字目が「老」で、
三文字目が「欲」、
なのですが、この字面で書くと、「筆」をあっさりとシンプルに書いてしまうと、上下の文字と調和しづらくなってしまうようで・・・
なので今回の「筆」は、太細を比較的ハッキリと書き分けてみたり、起筆の入り方を工夫したりして、この文字そのものに立体感を持たせた方が良さそうです(^^)
・・・何だかよく分からない、、、と思ったら、お手本の真似をして書くように練習すればOKですよ♪
あくまで考え方として、まずはお伝えしておきました(^^)
さてさて、「筆」のポイントに入りますね!
竹冠は、二画目と五画目の短い横画の位置は出来るだけ横並びにしましょう
三画目と六画目の縦画は短くして、旁がくっついて書き始められるように足元を揃えておきます
竹冠の横幅は出来るだけ狭く作っておいてくださいね!
旁の部分の沢山の横画は、線同士の幅を出来るだけ揃えるように詰めて書きます
一本の一番長い横画は、「老」の三画目の横線より長く書くと良いですよ(^^)
この長い横画以外の左右の空間はすべてたっぷりと作ってくださいね♪
竹冠のどこかの線・七画目の折れ・長い横画の起筆部、この場所で太さを付けると文字が立体的になりますよ(*^^)v