![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=262x1024:format=jpg/path/s80d0648bcaf2aad7/image/i3ebdc747d229678b/version/1656590549/image.jpg)
札幌市手稲区の書道教室『墨咲』
皆さんこんにちは
今月の課題から「塵」の楷書について少し解説します♪
すでに教室でレッスンしたほとんど生徒さんがまずこの文字に手間取っていますのでポイントをお伝えします(*^^)v
この字はまだれの中に書き込む線の量がとても多いので、縦長になってしまいやすい所が難所です。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=249x1024:format=jpg/path/s80d0648bcaf2aad7/image/i619e0093e194b1c4/version/1656590373/image.jpg)
なので、まだれの書き方が大事です。
2画目の横線は、真っ直ぐヨコに引くのではなく、中央の位置がふわっと浮くような線を引いておきましょう。
そして3画目の左払いは思ったより左へ向かって行くように書きましょう。
そうすることで、内側の空間を広く作ることが出来ますよ(*^^)v
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=272x1024:format=jpg/path/s80d0648bcaf2aad7/image/i5e9d8535bd4f91c9/version/1656590374/image.jpg)
中に入る線は、まず写真の中の1画目の折れの”コ”のような形の部分を書く時は、タテの幅を出来るだけ狭くしましょう。
2本の縦線は書き出しの高さの位置を変えるように意識すると立体感が出て、より良い仕上がりになりますよ♪
次に”ヒヒ”の部分を書く時もタテの幅が狭くなるように気を付けましょう。
ヒとヒの間に”土”の頭が入り込めるスペースを空けておく事で、仕上がりに大きな差が出ますよ♪
全ての線が一致団結して纏まるように作り込んで行くと縦長にならずに済みますので、筆を直角に立てて穂先での筆圧をしっかりと確立させて書けると良いかなと思います♪