
皆さんこんにちは。
書道教室『墨咲』の近藤朴咲です。
”月”は意外と難しくて思うように書けない、という方が多い字です。
もともと持っていたイメージが強い字ほど、そういった状態に陥りやすいのかもしれませんね‥。
今日はかなり上級者向けのアドバイスかもしれません(#^.^#)
「どうしても書けないです!降参です!」
・・・という状態になった方は見てください笑
さて、まず1画目ですが、ここでカーブをつけすぎて左へまげてしまわないように書きます。
起筆でグイっと右へ押し込んだら、筆を起こし、筆圧を決めます。
そのまま肘の内角を折り畳みながら筆を自分の方へ近づけるようにスーッと。
そして2画目。ここからは少し行書を意識した書き方にしてみてください。
折れの部分ではグイっと深く筆を沈めて内側へ押し込み、その筆圧のまま少し下へ移動して、途中からは筆を立てたままキープして、少し速度を速めてのびやかに自分の方へ向かって書く‥そんな感覚で書くと良いと思います。
大事なのはハネですね!
しっかりと筆を起こし直し、筆を固めたら、腕ごと左へ進む感覚で3画目を目指して(遠回り気味に)押しましょう。
3画目と4画目の短い横線は、筆を持ち換えたような気持ちで、少し筆管を自分側に斜めに倒し、入筆をゆっくりと、そして太さを保ち僅かに右上がりの落ち着いた線を同じように2本書きます。
ん~~~。文章で説明するのは難しいですが^^;
思い通りの月が書けるようなヒントになればと思います♫
ひたすら練習あるのみです!
素敵だな~と思う好きな字ほど力んでしまうことがありますよね(^-^)
やさしく、そして気持ちを凛とひきしめて何度も練習してみてくださいね♫